こんにちは、私は吉田しげる歯科の院長をしております吉田茂です。
このホームページは、インプラント治療を受けるうえで、みなさんにぜひ知っておいていただきたい情報を載せています。

 今この文章を読んでいるという事は、あなたはインプラント治療に興味をもっている方ですよね。専門的な立場から申し上げると、インプラント治療は従来の治療法では得られなかった素晴らしい結果をもたらす、画期的な医療です。ただし、インプラントの場合知らずに治療を受けてしまうと「こんなはずじゃなかったのに・・・」という事柄が多いのも事実です。
そういったトラブルを未然に防ぐためにも、ぜひこのホームページで予備知識をつけてからインプラントの治療を受けられてください。

あなたの明るい未来のために。
  吉田しげる歯科 院長 吉田茂
 

 

【治療方針】

初回来院時に、痛んでいる部分の処置のほかに、お口の中全体の検査を行います。検査結果をもとに、できるだけ歯を残す方法を考えて、あなたに合った最良の治療を計画を立ててまいります。☆実績として、ご高齢の患者さんでも入れ歯の方が少ないです。

『具合の悪い部分は全てインプラント治療で回復する』ような歯科医院も多くありますが、当院は違います。あなたのお口の中に生えている『健康な天然の歯』が一番であると考えています。人工物であるインプラントが『健康な天然の歯』に勝る事はないのです。ですからまずは具合の悪い歯を健康な状態に戻す事を第一に考えて治療を行ないます。そしてどうしても健康を回復できない歯や歯ぐきに対して、天然歯の代替医療として最も優れているインプラント治療を行ないます。つまり、本当にお口の健康を考えていらっしゃる方に満足していただけるような診療を心がけています。

 

【診療科目】

一般歯科

《その他、対応できる疾患》
●インプラント、歯周病治療審美・ホワイトニング予防歯科 

気軽にどんなことでもご相談ください

 

診療時間

 時間

土 

9:30~13:00

 

 

14:00~19:00

 

 

 

休診日:日、祝祭日

 

住所 福岡県福岡市博多区博多駅前3-2-8 住友生命ビル8F 地図はこちら 
TEL:092-451-2837

 

インプラントの利点・欠点

ところで・・・
あなたはインプラント治療に何を期待されていますか?
固い物が食べられるようになる事でしょうか?それとも入れ歯を入れないでよくなる事でしょうか?確かにインプラントにはそう言った長所もあります。でもそれだけではありません。インプラントには皆さんが知らないようなもっとたくさんの利点があります。また、当然の事ながら欠点もあります。
これからインプラント治療の利点と欠点についてお話ししたいと思います。

インプラントの利点

1.インプラントの第1の利点は、入れ歯と違って固い物でも何でも快適に食べられることです。

治療前:上の歯は1本もありません   治療後:インプラント治療で歯が揃いしっかりと噛めるようになりました

 

 

あなたはインプラント治療を受けて、何を食べられるようになりたいですか?

 

2.治療後は、まるで歯ぐきから自分の歯が生えたかのようになりますので、違和感が非常に少ないです。

治療前:前歯が折れて、このままでは人前で口を開けられません。


治療後:インプラント治療で笑顔が取り戻せました。

   

3.インプラントはチタンという金属で出来ていますので、虫歯になりません
  吉田しげる歯科で採用しているインプラントは、世界的に流通しているスイスのストローマン社とドイツのアストラ・テック社のものです。それぞれ、ISO5832/IIASTM F-67-00の規格を取得しているグレード4チタンを素材としています。

 

4.また、意外と知られていない事ですが、インプラントは、周囲の歯を保護します。適切に治療されたインプラントは、天然の歯よりも噛む力に耐えられると言われています。歯を失った部分にインプラント治療を行なえば、両隣の歯の負担を減らす事ができます。

   両隣の歯の負担を軽減

5.さらに、インプラントは治療部位の骨の吸収を抑制します。
一旦歯を失ってしまうと、歯が在った時と比べ、噛んだ時の振動などの刺激が骨に伝わらなくなります。歯槽骨と呼ばれる歯の周りの骨は、歯からの刺激がなくなると、少しずつ萎んでいきます。

 
 歯がなくなって20年間下顎に「総入れ歯」を使っていた方のレントゲンです。
入れ歯では顎骨に十分な刺激が伝わらないので、下顎骨の高さが健康な方
の約半分くらいになっています。


しかし、インプラント治療を行なって歯槽骨に刺激が伝わる状況をつくると、骨の吸収は抑制されます。
 

 

治療1年後:歯がなくなって顎骨が吸収し始めた部分にインプラント治療をしました。   治療10年後:インプラント治療を行って10年後です。食事の度にインプラントから顎骨に刺激が伝わる事により、骨の吸収を食い止めています。

 

6.まだあります。インプラント治療は、歯ぐきで支える入れ歯と違ってギュッと噛んでも痛みがありません。ですから日々の生活で踏ん張りが利くようになります。(踏ん張る時には誰でもしっかりと噛み締めています。)吉田しげる歯科でインプラント治療を受けられた方は、同年代の総義歯を使用している方と比べて、とても活動的です。(注:私のクリニカル・インプレッションです。)

 

7.そして、私が今までインプラント治療を行なってきて感じる、インプラントの最大のメリットは何かというと、心身共に老けてしまわないという事です。歯を失うということは寂しい事です。失った歯を入れ歯等で補うと、どうしても年を取ってしまったなという気持ちになりがちです。

      

失った歯を入れ歯等で補う と、どうしても年を取ってしまったなという気持ちになりがちです。

部分入れ歯による治療  

  

さらに入れ歯が噛みにくければ、楽 しい団らんのひとときが失われてしまうかもしれません。食事が毎日の 『楽しみ』から『苦痛』に変わる瞬間です。
本物の入れ歯  

ブリッジによる治療
それを避けるために失った歯 の両脇の歯を削ってブリッジという治療をすれば、機能的には回復しま す。一見良さそうですが、歯を失った後にさらに周りの残った歯を削る という事になりますので、治療によって自分の歯に新たなダメージを与 えるだけでなく、ますます寂しい気持ちが強くなります。

 


インプラントによる治療

しかし、あなたがインプ ラント治療を選択したら、
失ったはずの歯が復活したような気分になり ます。

 

さらに、みなさん何でも好きな物が食べられるし、治療前と比べて活動的になられる方もいます。

つまり、心身両面においてアンチエイジングにつながるのが、インプラント治療の最大のメリットなのです。


 

 

インプラントの欠点

1.インプラント治療の最大の欠点は、手術が必要な事です。しかし、顎骨というものは感覚が非常に鈍いので、歯を治療する時と同程度の麻酔の方法で無痛の状態で手術を受けられます。一度インプラント治療を経験している方の話を聞かれればきっと納得される事でしょう。歯を抜くのに比べたら、治療後の違和感もずっと少ないです。また手術とは言っても、お口の中の小手術ですから、実質の治療時間は30分〜1時間程度で済みます。(注:診療室に滞在する時間はもっと長くなります。)私がインプラント治療を行なった方の術後の感想で一番多いのは、『もっと大変かと思っていた。』というものです。

2.噛んだ時の感触が天然の歯よりも少ないので、インプラントに無理をさせすぎる可能性があります。インプラントは強いので何でも噛めます。しかしインプラントにも当然限界があります。インプラントに無理をさせて、ウメボシの種のように固いものを食べ続けると、突然インプラントがグラグラしてきて抜け落ちたりする可能性もあります。治療後の食生活は担当の先生の指示に必ず従ってください。

3.インプラントは歯周病になる可能性があります。歯周病になったインプラントはそのままにしておくと抜け落ちてしまいます。吉田しげる歯科では、歯周病専門医による歯周病のチェックと治療を行っています。
★歯周病の方は、まず歯周病の治療を行ない、それに合わせてインプラント治療を行なうというのが、世界標準の治療です。

4.歯ぎしり癖や食いしばり癖等の咬合異常がある方は、本人も気づかずにそれが原因で歯を失っているケースが多々あります。その場合は咬合異常を咬合治療によって改善するか、あるいは咬合異常からインプラントを守る処置(夜間のマウスピース装着)を行なわないと、短期間でインプラントを失う可能性があります。

5.インプラントは治療費が高いです。ブリッジや入れ歯などの治療と比べ、治療費が高額になります。しかし、治療後に得られる様々なメリットを考えれば、決して高くないと私は思っています。その証拠に吉田しげる歯科でインプラント治療を受けられた方は、治療前には「インプラントって高いんですね〜。」とおっしゃいますが、治療後にはみなさん「高かったけど、やっぱりやって良かった。」とおっしゃります。
 また例えば、1本の歯を失った方には1本のインプラントを埋入し、その上に1本の人工の歯を作っていきますが、3本の歯を失った方には2本のインプラントを埋入し、その上に3本つながった人工の歯を作っていけば治療費を低くする事が可能です。同様に考えていけば、上あるいは下の歯を全て失い総入れ歯になっている方でも、6〜7本のインプラントで治療を行なう事ができるようになります。(ブリッジ治療になるので、十分な顎骨が残っている場合に可能となります。)

   
一本歯が失われた場合のインプラント治療   

4本歯が失われた場合の3本のインプラントを用いたブリッジによる治療

 

 

 

 

 

 

全ての歯が失われた場合の6~7本のインプラントを用いたブリッジによる治療   全ての歯が失われた場合のインプラント・総義歯による治療
   

 

 

 

 

 

 

   

また、インプラント治療は医療費控除を受ける事ができますので、申請する事によりさらに治療費の負担を減らす事ができます。